高知 高知大空襲追悼行脚
【高知】宗務所(渡邊泰秀所長)で7月3日「高知大空襲追悼行脚」が行われた。この行脚は昭和20年7月4日未明に起きた大空襲で犠牲になった方々の追悼と戦争の悲惨さを風化させてはならないとの思いで行われている。今年も出発時間の午後3時までに、管内僧侶また教化センター四国・団信徒の有志約30人が大空襲直後、引き取り手のいない遺体遺骨の多くを一時安置していた要法寺(橋田文妙住職)に集まった。
一行は御題目を唱えながら途中大空襲で多くの被弾者が水を求めて飛び込んだ鏡川で、御題目が書かれた紙を流す“千体流し”を行い、その後被害の激しかった帯屋町周辺で教箋五百部を配布した。