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2016年3月27日
愛知尾張・一宮市良顕寺で法統継承入退寺式
【愛知尾張】3月27日一宮市 良顕寺(高石淨顕住職)で法燈継承入退寺式が行われ、多くの僧侶檀信徒が参列した。初めに新住職第3世淨顕師が役稚児と共に入堂。天童の献供の後、天童子代表 長野流也(るきや)くん石黒加恩(かおん)さんが新住職を祝う天童祭文を読み上げ御宝前を彩り、住職の証である払子(ほっす)が法蓮寺住職宮﨑貞悟師より淨顕師に手渡された。淨顕師は新住職就任を御宝前に告げる奉告文言上の中で感極まる場面もあり、感動的な法要となった。
法要の後、尾張宗務所長 圓行寺住職安藤晴雄師、勇師法縁代表 円立寺住職近藤潮賢師、組寺代表 妙泰寺住職松永寿遠師が祝辞を述べ、続いて前住職、総代、新住職の順に謝辞を述べた。
前住職浄慎師は、住職歴68年。戦後の苦しき時代にもお題目布教に邁進され、法燈を護り続けた。その御功労に感謝し寺族からは花束が贈呈された。淨顕師は、参列の僧侶檀信徒に感謝を述べ、新住職の決意を語った。