新潟西 高田寒修行団が寒行
【新潟西】1月21~2月3日の大寒から節分の間、上越市高田地区の9ヵ寺で構成される「高田寒修行団」が寒行を行った。高田の街中は「雁木」と呼ばれる雪をしのぐための街路があり、僧侶(教師)・檀信徒が8つの班に分かれてこの街路を提灯を先頭にした隊列で唱題行脚、各家から浄財喜捨を募る。
今年、上越地方は雪の少ない冬だったが、何度か風雪に見舞われたことも。宿寺となった長遠寺(岡観浄住職)には各寺から毎夜約40名の檀信徒が集まり寒行に参加した。集まった浄財は後日、市の社会福祉協議会に寄付された。