オピニオン

2016年1月1日

節 目

お正月という節目を迎えました。節目とは「節から芽が出る」、つまり新しいものがそこから生まれてくるということです。全国のお寺や神社に1億数千万人の人たちが、さまざま希望を胸に初詣にでかけます。日本人の多くは家に神棚を祀り、仏壇で先祖の御霊に手を合わせます。〝万物に神宿る〟と感じる心、神仏習合は日本人の文化です。人生の希望というのは誰にも取り上げることはできません。冬は次の春を迎える準備をする時であり、夜は明日を迎える準備をする時、人生における節の時もまた、次に進むべき時のために力を蓄える時期です。そして、この節の時が人間を強くします。竹がしなって簡単に折れないのは、ところどろこに節があるからです。節ありて竹強し。人間の節は苦労するとできる。苦労したから折れないのです。そして、人生の苦難を強さに変える方法が信心です。法華経の信心は、行動と実践を中心ととした慈悲・平等・智慧という真理大法を生きることにあります。

(富山県布教師会長・谷川寛敬)

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