オピニオン

2015年12月10日

喪中と年賀(忌明・徐服)

年末になり、喪中ハガキが届くことがあります。現今では人が死亡して、仏教徒は四十九日(七七日)、神道で五十日葬までを服喪期間とし、忌明け挨拶状・香典返しをするのが習わしといいます。
年賀欠礼のハガキには1年近く過ぎているのもある。私は父母・義父母の死亡後の正月挨拶で「故○○は○月○日霊山浄土へ往詣し 釈迦牟尼仏日蓮聖人(菩薩)に面奉し 倶に元朝の日の出を遥拝(合掌唱題)していると思いなし 私共も安堵しています。本年も……」と、書きました。
四十九日忌が終われば忌明けだから平生の生活に戻った方がいい。いたずらに家に籠り世間・社交・外出・音曲・娯楽を避けるなど不自然です。
喪中・忌中であっても、日頃と変わらず普段通り仏道修行に励み、故人の霊山往詣を祈り、年始の挨拶や年賀を下さるのを断ることもなく、挨拶を交わす方が嬉しくありがたいようです。私たちは仏教(日蓮宗)徒、皆倶にです。「皆共成仏道」。

(新潟県西部布教師会長・中嶋教高)

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新年のご挨拶。

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