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2015年11月23日
新潟西 長岡市法福寺で法灯継承式
【新潟西】寺泊御書で知られる長岡市法福寺において十一月二三日、第七三四遠忌御会式法要並びに第五七世海津日恵師から第五八世海津日道師への法灯継承式と入寺式が執り行われ、僧侶・檀信徒約三〇〇人が参列した。
前住職は挨拶で、これまで多くの寺院・檀信徒に支えられましたと謝辞を述べ、平成十六年に入嗣された日道師に対しては、「良き後継ぎに恵まれた、益々の寺門興隆と檀信徒教化に励んで頂きたい。」と期待を寄せた。
新住職は入寺奉告文の中で、宗祖が佐渡御流罪にて寺泊に船待ちの折、天台宗から改宗し本宗北陸最初の霊場となった法福寺の縁起を挙げられ、「仏祖・宗祖への給仕を怠ることなく、先師先哲の遺訓を遵守し、社会へ積極的な貢献をしていきたい。また、檀信徒からの期待にそむくことのないよう行学の二道に勉励していきます。」と御宝前に固く決意を述べられた。