2015年9月29日
石川2 日蓮聖人銅像・除幕開眼法要
【石川2】清らかな秋晴れの中、九月二十九日に七尾市小島町の実相寺に於いて、千葉県大本山中山法華経寺貫首新井日湛猊下、大導師のもと、日蓮聖人銅像・除幕開眼法要が盛大に執り行われた。
新井貫首は、平成三十三年、日蓮聖人降誕八〇〇年などを記念し、日蓮聖人の『立正安国論』(国宝)を顕彰するため、生まれ育った実相寺に銅像を寄贈、建立した。
この銅像は、彫刻家・高村光雲作の日蓮聖人像がモデルで、銅像の高さは四メートル、台座を含めると八メートルとなり、平成二十四年に中山法華経寺に建立した日蓮聖人像と同型の製作を富山県高岡市野村の古城製作所に依頼した。
式後、新井貫首は挨拶の中で、「日蓮聖人銅像の台座には『立正安囻を説くお祖師さま』と記したのは、この『くに(国)』という字は七通りの書き方があり『立正安国論』の中には、『くにがまえ』の中に民の『囻』の字が85%も使われている。日蓮聖人は国は民(民衆)によって支えられている。民が幸福になればこの国は玉のような国になるということを示めされていた為である」と述べた。