全国の通信記事
2015年7月31日号
京都1 近畿教区僧風林
【京都1]】7月25日(土)より7月31日(金)まで、京都市上京区本山立本寺(上田日瑞貫首)において、平成27年度近畿教区僧風林が開林された。
今年は12名の林生と聴講生2名の計14名が参加した。上田貫首が林長を務め、京都八本山の貫首が日替わりで法話を行った。期間中、滋賀県大津市の横川定光院の参詣を行い、閉林式においては林生による法要が行われた。
その後、主催の森本竜静近畿教区長よりねぎらいの言葉、伊丹日章猊下並びに上田日瑞林長より激励の言葉が林生達に述べられた。
猛暑の中一週間僧道修行を無事行って林生達はたくましくなった姿で立本寺を後にした。
神奈川2 三浦市實相寺で寺子屋~夏休み子ども道場~
【神奈川2】七月三十一日(金)~八月一日(土)に小学生四十名、中学生以上十名で行われました。一日目は、二日間の食事に使う箸や器を竹細工で作りました。夜は飯ごうで炊飯し、カレーをかけて食べました。食前には、住職から食べ物に対する感謝のお話がありました。翌日は早朝より本堂でお経を大きな声で唱え、住職からは、「命」の大切さの話がありました。朝食、掃除に農業収穫体験、お昼は流しそうめん、賑やかな声が二日間境内を響き渡っていました。また第八回までに参加し、中学生、高校生、大学生になった方々が手伝いに来られ、夜にはそれぞれが一言将来について話され、小学生たちは熱心に聞いていました。子どもたちは貴重な一泊二日を過ごしました。
植坂住職は、「人数に多い少ない関係なく一寺院一寺子屋ができるようにこれからも続けていきたい」と述べられた。
2015年7月30日号
茨城 境町実台寺で子ども修養道場
【茨城】7月30日、県西ブロックの境町実台寺(酒井義博住職)で子ども修養道場を開催し、21人の小学生が参加。また、修養道場のOBである高校生4人がボランティアスタッフとして手伝った。
青年僧や高校生の指導の下、子ども達は写経や仏前作法、お会式の太鼓と子ども用の纏(まとい)など、お寺ならではの体験に戸惑いながらも真剣に取り組んだ。
午後は境内の一角にある畑でジャガイモ掘りを楽しみ、米を研ぐところからカレーライス作りを行った。夕食では皆で感謝の言葉を唱和。自分たちで作った食事は一味違うのか、おかわりする子も見られた。
閉校式では住職が「お寺は今生きている人のための場所でもある。ぜひまた来てください。」と呼びかけた。帰路につく子ども達は、疲れながらも充実した表情を見せていた。