福井中　御降誕８００年慶讃天童音楽生生世世大法要

【福井中】南越前町歓喜寺様にて５月３０日(土)に日蓮大聖人御降誕８００年慶讃天童音楽生生世世大法要が、大本山小湊誕生寺貫首石川日命猊下を大導師のもと厳修された。
歓喜寺様は、この法要に至までに、慶讃事業として、本堂の外壁塗装塗り替え工事をはじめ、声明師養成講習所の開設等を行じて、お望みになられた。
当日、参列した大勢の僧侶、檀信徒、稚児関係人が日蓮聖人へ報恩感謝のお題目を捧げた。
午前中は歴代上人・御開山・総檀信徒各霊位の報恩法要をご住職を導師に御寺院のもと奉修され、その後、地元武生東高校の演奏や、南越前町合唱団四季の合唱等が外で行われ、昼食時の余興として参拝の皆様は聞き入っていた。
昼食後には千葉　妙蓮寺住職　上村貞雄上人による日蓮大聖人の生涯の繰り弁が披露され、日蓮大聖人のご生涯の一場面を、臨場感たっぷりにお話され、檀信徒は興味深く拝聴していた。
午後からは誕生寺様から特別な計らいの元、日蓮大聖人御幼像を遷座し大導師に石川日命倪下をはじめ、副導師に声明講習所時の主任、妙本寺貫首 早水日秀倪下、当山住職、正干与・副干与・式衆に県内声明師の各聖並びに講習所時の講師の先生方の元、管内御寺院様はじめ、県内外の御寺院様、ご来賓の各位ご臨席の元、盛大な音楽大法要が奉修されました。
法要中には、地元の合唱団による日蓮様の歌の中、お稚児さんが練り行列を行い、堂内が華やかになった。
大導師を務められた石川猊下は、御親教で「 『妙とは蘇生の義なり、蘇生と申すはよみがえる義なり。』と力強く話され、日本の国を、もう一度蘇生らせよう。そのためには、まず私たち一人一人が蘇生ろう。皆さん常に蘇って新しいことを吸収して今後、益々法華経お題目の修行に精進し、信仰を深めていって下さい」と力強く述べられました。
最後に御住職は、謝辞で準備から今日までの経過を話され、無事にとどこうりなく修められた事に、感慨深くなられ、参拝者の方々に心から感謝申し上げられました。全国の中でも早々に行われた、大法要に参拝者の方々をはじめ、当日歓喜寺様に来られました全ての方々の熱意が伝わる、素晴らしい大法要でした！