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2015年1月27日
京都本法寺で舞妓さん研修参拝
【京都一】京都市上京区、本山 本法寺(瀬川日照貫首)において1月27日、京都の五花街(祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町、上七軒)の芸舞妓90名の参拝があった。これは京都伝統伎芸振興財団の主催で、他府県出身者の多い芸舞妓に京都の社寺の歴史や文化財、宝物に触れてもらい、京都の伝統文化をより深く学ぶという研修である。まずは、現在非公開文化財特別公開(京の冬の旅)で賑わう涅槃会館を訪れ、長谷川等伯筆の仏涅槃図を拝観。縦10㍍横6㍍の大きさに感動の声をあげ、その由来の説明を受け、次に本阿弥光悦によって造られたとされる「巴の庭」を拝観した。その後書院にて、瀬川貫首より法話を拝聴した。貫首の上野 徳大寺(摩利支天山)での修行時代の苦労話から始まり、人の情け、施しの精神そして本当の心の美しさ、尊さは何であるか等のお話をしていただき更なる精進を誓い1日の研修を終えた。