日蓮宗新聞

2015年1月10日号

身延山と七面山でトレイルラン

IMG_0703舗装されていない山道などを走る競技・トレイルランニング〝修行走〟(身延山・七面山トレイルランニングレース実行委員会)が総本山身延山久遠寺(内野日総法主)をスタート地点に昨年11月30日に行われた。門前町をスタートし、累積標高(全ての登り合計)約2700㍍の思親閣と七面山敬慎院を通る36㌔のロングコース、または標高1153㍍の思親閣のみを通る13㌔のショートコース合わせて約600人が参加し、紅葉に染まるお山を駆けた。
修行走は自らもトレイルランを行う七面山敬慎院執事長の小松祐嗣師が発案。トレイルランの第一人者石川弘樹氏をアドバイザーに迎え、古来日蓮宗徒がつないできた参拝道をコースに設定し、昨年に初開催された。人気が高く参加者応募枠は募集開始後、15分で埋まり締め切られたという。小松師は「一人でも多くの人が身延山や七面山を知り、山岳修行を通して心を清らかにしてほしいと考えた。またうれしいことに、昨年の参加者がゆっくり参拝したいお山と声をいただき、実際にきてくれている」と大会の手応えを感じる。またレース受付は大会前日に行われ、門前町や宿坊などが協力し、参加者を迎えた。参加者に無料で豚汁を振舞っていた門前町のおかみさんたちからなる恵風会の一人は「最近はみんあ自らの足を使ってお山に登らなくなっている。日蓮聖人が見られた美しい身延山の景色を多くの方に見ていただきたい。この行事が僧侶檀信徒の刺激になってくれれば」と語った。
今回のロングコース男性の部の優勝者・小川壮太さんのタイムは3時間52分。成人男性が七面山の麓の羽衣から敬慎院まで休みながら歩いて登る時間と同じくらいだ。参加者の一人は「富士山麓を一周する日本を代表する大会もあるが、この山は匹敵するほど厳しいし、自然も美しい。今度はゆっくり楽しみながら参拝したい」と魅力を口にした。
■ロングコース女性の部 優勝 上宮逸子さん 4時間59分■ショートコース男性の部 優勝 上杉博一さん 1時間11分 女性の部 優勝 丸山朋子さん 1時間32分

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