2014年11月24日
千葉西・護法統一信行会
【千葉西】市原地区・四組五組寺院連合主催による護法統一信行会が十一月二十四日、市原市皆吉・妙蔵寺(高鍋隆孝住職)を会場に開催され、僧侶、檀信徒五十人が参加した。
今回の開催場所となった妙蔵寺は、西暦千六百十七年に創立。開創から四百年を迎えるにあたり、「歴代先師法要」が高鍋隆盛副住職を導師に営まれた。
法要では、日蓮聖人のお言葉である『報恩抄』の一節を全員で拝読。さらに、千葉県西部和讃振興会(中山美津子会長)会員七名と子供三名が和讃を奉唱し、歴代先師に感謝の心を示した。
次いで宮川了暢師(市原市光徳寺住職)を導師に唱題行が行われた。
宮川師は、「平和な社会の中で平和を考えるのは、お腹一杯の時に、何が食べたいと言われるのと同じように難しいことかも知れませんが、身近な所から平和な安穏な世の中を願うことは、出来ます。唱題行を通じ、幸せを祈りましょう」と参加者に呼びかけた。
その後、落語家の古今亭菊生師匠の芸を堪能。
最後に、高鍋副住職が、「お題目、法華経を口で唱え、心で唱え、身で唱え、日々の暮らしでついてしまった心の穢れを浄め、混迷する社会の波を乗り越える力がその身に備われたことだと思います。
今日の出来事を明日への一歩に繋げて下さい。ありがとうございました」と述べた。
参加者からは、「お題目を唱えることにより、身が浄められました。体が軽くなった。充実した時を過ごすことが出来ました」と言った声が聞かれた。