全国の通信記事
2014年10月28日号
青森・三浦泰静上人本葬儀
【青森】中泊町弘法寺(三浦泰昭住職)に於いて、10月28日同寺35世三浦泰静師(唯常院日忍上人)の本葬儀が本山真間山弘法寺貫首鈴木日晋上人導師のもと執り行われ県内外より僧侶50名、檀信徒300名が参列した。
三浦泰静師は平成26年7月5日、89歳で遷化
昭和27年弘法寺第35世の法灯を継承
青森県宗務所長 布教師会連合会副会長 常任布教師を務め、協議員議長等の役職を歴任した。
また、宗外においては社教会理事、青森県教誨師理事、保護司として地域社会に奉仕した
閉式に際し、三浦泰昭師より「この弘法寺を残された寺族と共に、檀信徒にとって益々大切な道場となるように精進いたします」と遺弟を代表し謝辞を述べ閉会となった。
栃木で北関東教区法式声明研修会を開催
【栃木】10月28日、北関東教区声明師会は栃木県声明師会(藤﨑善隆会長)を当番として、「北関東教区法式声明研修会」を栃木県那須塩原市「かんすい苑覚楽」を会場に開催し、教師・沙弥併せて54名が参加した。日蓮宗声明師会連合会講師の村上通明師(南アルプス久成寺住職)を講師として行われた研修は、第一部として「宗定声明七曲の基礎」の講義が行われ、貸し切りとされた旅館の大広間から発声練習や声明の大きな声が響き渡り、畳敷きの会場で所作なども併せて熱心な研修が行われた。続く第二部では同じく村上師を講師に「僧風教育の歴史とこれから」と題し、これまでの歴史を振り返りながら、今後の子弟教育のあり方について、親子関係と師弟関係の間で「師」としての心構えについて留意すべきことなどについての講義が行われ、参加者は真剣に聞き入っていた。参加者からは「かつて習ったことでも忘れていて自己流になってしまっていることに改めて気付かせてもらえた。また、弟子の教育についても反省させられることもあり、今後のために大変ためになった。」という声が聞かれた。
2014年10月27日号
道善御房供養塚報恩法要
【千葉西】 千葉県西部宗務所(土井了真所長)は、平成26年10月27日(月)午後12時30分より、君津市妙長寺(山田妙真住職)及び加名盛日蓮大聖人経石塚にて、日蓮大聖人経石塚、道善御坊供養塚報恩法要を厳修した。千葉県西部宗務所では、3月16日の道善御坊祥月命日(妙長寺主催)と、平成18年に顕彰碑落成式を行われた10月27日の年2回の加名盛顕彰活動を開催している。今回の参加者は教師23名、檀信徒22名で、妙長寺で千葉県西部謹製の御題目写経を書写した後、妙長寺本堂にて土井所長を導師に報恩法要を行った。その後に加名盛へ移動して祖師堂前にて、日蓮聖人が道善御坊の追悼に宛てた御遺文の報恩抄を約一時間半かけて参加者全員で拝読した。