2014年8月31日
宮城・第28回檀信徒統一信行会開催
【宮城】平成26年8月31日、宮城県宗務所(日野教恵宗務所長)並びに宮城県檀信徒協議会(玉谷光夫会長)主催による檀信徒統一信行会が、登米市長光寺(熊谷義道住職)が担当寺院として、同市石森ふれあいセンターを会場に盛大に開催され、教師・檀信徒総勢550人が参加した。本年は、霊跡本山鏡忍寺出開帳として、原日透猊下の有りがたい御理解と、原猊下と熊谷住職の深いご関係もあり、宗宝 宗祖御真筆『富木殿御書』・『宗祖御一代註画讃』、宗蔵 第四祖日隆上人御親刻『宗祖御尊像』・霊山帰りの『鬼子母神尊像』の出開帳が宮城の地にて実現した。
当日は天候にも恵まれ、各寺院檀信徒の代表がそれぞれ団旗を持ち唱題行脚にて会場へ集結し、午前10時開会式を向えた。
開会宣言後、熊谷住職導師により法味言上がなされ、教師・檀信徒共に読経し、お題目を唱えた。主催である日野教恵宗務所長、並びに檀信徒協議会玉谷光夫会が挨拶され、熊谷住職より長光寺縁起のお話を頂く。今回も管内寺庭婦人会の方々が多数参加され、復興支援ソングでもある『花は咲く』などを参加者と共に歌うなど披露された。
唱題行が行われた後、原日透猊下よる御法話があり『本日は出開帳と言う事で当山より宗宝・宗蔵をお持ち致しました。長光寺で生まれた私にとって宮城県は第二のふるさとのようであり、非常に縁の深いこの地で500人を超える方々がお集まり頂き有りがたい』と話され、宗祖御尊像より鬼子母神尊像、また富木殿御書、宗祖御一代註画讃と、お一つお一つ有りがたいご説明を頂き、結びには御経頂戴が行われた。
昼食後休憩中には、宮城県社会教化事業協会(阿部錬雄会長)によりバザーが行われ、出品物の全てが完売。
午後12時45分より日野所長御導師により法要が執り行われ、読経中には参加者一人一人が厳かに御宝物を拝観し感激の様子であった。
法楽加持がされた後、来年開催寺院である女川妙照寺へと団旗の引き継が行われ閉会した。