ひとくち説法
2014年8月1日
合掌して「いただきます」
暑くなるとどうしても食欲が落ちる方もおられますが、一方、こんな時だからたくさん食べて体力をつけなければと思う方も。
いずれにしても、食事は、私たちの生命を維持するために必要なことです。お米をはじめお蕎麦や素麺、豚肉に牛肉、鶏肉、そして魚介類とさまざまないのちを私たちはいただいているのです。
いのちに大小、軽重はありません。私たちが口にする諸々のいのちによって、私たちはいのちを繋いでいるのです。だから、食事の前には、「いただきます」「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを表すことが大事です。
合掌は、相手を敬う姿とも言われています。食事の前後には、合掌して「いただきます」、そして「ごちそうさまでした」と声に出して、感謝のことばを言いましょう。
(山梨2部布教師会長・望月泰幹)