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2014年5月27日号
静岡西・檀信徒協議会総会
【静岡西】宗務所(古田寿厚所長)は檀信徒協議会(清水元喜会長)総会を」五月二十七日、浜松市の西本徳寺(渡邊賢周住職)を会場に営まれ、教師・管内寺院の総代一一〇名余りが出席した。
総会の前に古田寿厚所長を導師に管内声明師会出仕による法要が執り行われ、檀信徒は東日本大震災に関わる霊位の供養と早期復興を願い手を合わせた。
法要後には前全国布教師会連合会会長の中村雅輝師(福岡県築上郡實成寺住職)による法話『信じるということ』が行われ、檀信徒は「信じることによって私達は日々を生きている」という言葉に自身の信仰を確かめる機会となった。
一般の人の勤勉さを見習う
【静岡東】 静岡県連合布教師会(植木和久会長)東部社会教化事業協会(髙石玄秀会長)協賛にて5月27日三島プラザホテルで研修会が開催され30余名が参加した。同各会の総会の後、立正大学仏教学部教授 則武海源先生を講師に招き「大乗仏教の興起と法華経」と題し、インド・チベット等の遺跡のスライドを交えて解りやすい講演となった。その中で「檀信徒はもとより一般の人が、仏教や法華経を研究や学修しており、我々日蓮門下の教師も更なる仏教知識を有するよう精進していかなければならない」と結び、一時間半の研修会が終了しその後、意見交換会が行われ懇親を深めた
宗務所で被災地寺院へ義援金
【東京北】 東京都北部宗務所は、5月27日、望月兼雄所長(善性寺住職)をはじめ、管内の豊田協議員会議長、原副長、荒居伝道担当事務長、肉倉宗務担当事 務長、佐野書記長の6名で、東日本大震災の被災にあった東北地方の4ヶ寺に、義援金を直接渡しに訪れた。
この義援金は東日本大震災発生後に望月兼雄所長が3年を懸けて、東京都北部宗務所管内全88の寺院・教会・結社より募ったものである。宗務院に 約2200万円、管内被災寺院に300万円、そして今回は約1300万円を4カ寺に義援金として渡した。
新幹線にて上野駅を出発した一行は仙台駅に到着し車に乗り換えて、東京都北部有縁の2ヶ寺である宮城県大徳寺様(住職・武藤晃俊上人)と立正結 社様(担任・加藤錬榮上人)を訪れお渡しした。
その後一行は福島県いわき市に車で移動し、福島県宗務所長 小林智英上人(大寳寺住職)のもとを訪れ、原発被害により立ち入り禁止地区に認定された、福島県双葉郡の妙栄寺様(住職・武田寿法上人)と妙勝寺様(住 職・瀬戸年雄上人)同席のもと、両御寺院にそれぞれ義援金を望月兼雄所長が自らお渡しした。
この義援金は少しでも復興に役立つよう願いを込めて、被災にあった4ヶ寺に直接お渡しすることが出来た。後日、被災にあった4ヶ寺からは感謝の 便りが北部宗務所に届き、6月2日に行われた東京都北部教師大会にて、管内各聖の前で読み上げられた。