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2014年4月29日

いのりの日で三つのスローガン

旭が森でお題目一唱②【千葉西】宗務所(土井了真所長)では、四月二十九日に第二十回「いのりの日」を開催し、僧侶、寺庭婦人、檀信徒、三百五十人が参加した。
各地区をバス九台で出発とした一行は、日蓮聖人、出家得道、立教開宗の霊場である千葉県鴨川市・大本山清澄寺(二宮日敬別当)へ向かった。
参加者は、涕涙石二キロ手前でバスから下車し、団扇太鼓に先導され、旭が森までを唱題行進。旭が森では、日蓮聖人像を拝し、香を手向け、参加者それぞれ報恩感謝の思いを巡らせた。
宗務所を代表して土井所長が、「清澄寺は、元は真言宗のお寺でしたが、日蓮宗に改宗されたお寺です。今日、太鼓をたたき、大きな声でお題目をお唱えできたことは、大変有意義なことです。このお山にいつまでもお題目の声が響き渡りますように皆様方、共にお祈りをしましょう」と挨拶した。
続いて二宮別当が、「自分だけでなく人に施すことが日蓮聖人の願いである『知恩報恩』になります。一人でも多くの人にご信仰の道を広げていって下さい」と語った。
参加者は、千葉県西部宗務所謹製のお題目写経を行った後に、日蓮大聖人御降誕の地である大本山誕生寺(石川日命貫首)へ向かった。お開帳の後、橋本宏信執事長が「三つのスローガン」として一つ目は、この世の中を蘇生(よみがえ)らそう。日本の国を、もう一度蘇生(よみがえ)らせよう。そのためには、まず私たち一人一人が蘇生(よみがえ)ろう。二つ目は、すなわち、釈尊一代の聖経の肝心、末法救済の教法である法華経の教えを全てまとめて丸薬(がんやく)としたその魂「南無妙法蓮華経」を、一人一人の心に灯火(ともしび)として点(とも)そう。三つ目は、それには、たとえ一人でも、二人でも「南無妙法連華経の魂」を、世の人々に下種するために自ら蘇生(よみがえ)って立ちあがろう。これをもとに七年後の「日蓮大聖人御降誕八百年をお迎えしましょう」と挨拶した。
続いて鈴木宇海布教部長が「お互いに敬いあい、自分が苦しくても穏やかに過ごしましょう。長生きの秘訣は笑顔から」と語った。
参加者からは、「参加してよかった。おかげさまで心が洗われました。来年もぜひ参加したい」と言った声が聞かれた。

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新年のご挨拶。

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