2014年4月29日
横須賀市大明寺でチャリティーコンサート
【神奈川二】横須賀西ロータリークラブ(神守陽一会長)主催、社教会(山本貫恭会長)、青年会(下邨匡司会長)、横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第七回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人・大学生ら延べ三百人が参加した。
同ロータリークラブは毎年四月二十九日、地域国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、この事業の募金は「命 輝かすために」をスローガンに、災害被災地の子どもたちの教育施設などで幅広く活用されている。
昨年の募金は、鎌倉市の女性作詞家・渡辺なつみさんと同社教会の協力のもと、宮城県石巻市立雄勝小学校の再建にともなう支援などのために使われた。ことしの募金も、同小学校の再建など、多岐にわたる支援のために使われる。
午後一時、コンサートの開演に先立ち、神守横須賀西ロータリークラブ会長、山本社教会長、NPO法人T・M良薬センターの小川志道理事(群馬県社教会長)、補助犬育成支援団体・NPO法人湘南ROSAの山本京子代表が挨拶、コンサートの中では、それぞれ大明寺で活動している、バンド「ロータスフラワーズ」や僧侶や信徒らで結成された「BREY(ブレイ)」と双子シンガーユニット「健太康太」、特別ゲスト「The Belittles(ザ・ビリトルズ)」、大明寺合唱団「ロータス」が登壇、演奏や歌を次々披露して会場を盛り上げた。
最後に「ロータス」と会場の参加者全員で渡辺なつみさんがいまから十数年前、命の尊さをテーマに書き上げ、ハル&チッチ歌族と雄勝小学校のみんなが歌っている楽曲・NHKみんなのうたにもなった『しあわせの時計』を歌い、終始盛況の中でコンサートは終了した。
会場では湘南ROSAやT・M良薬センターによるチャリティーグッズの販売や、同社教会、管区青少年教化委員会(楠山泰英委員長)による出店も行われた。