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2014年2月28日号
山梨三・平成25年度 女性信徒研修
【山梨三】二月二十八日、南アルプス市鏡中条玉泉院(石原義春住職)を会場に第三部檀信徒協議会(?刀章光会長)主催、山梨県第三部宗務所後援(横山義弘所長)『平成二十五年度・女性信徒研修』が開催された。
管内の女性信徒を対象に行われるこの行事は、今年度で五回目となる。
雪が残り足元が悪い中にも関わらず、百三十名を超える参加者で会場を埋め尽くした。
研修の第一部では、山梨県看護連盟・看護師 岡本知子先生による『「緩和ケア」って何?~最近のがん看護のあり方~について』の講演が行われた。「いまは、がん=死ではなく検診による早期発見で治癒し、新薬も日々開発されている。緩和ケアとは患者さんにあった治療を始め、よりそう心でサポートすることが重要である」と分かりやすく話し、検診にいくことの大切さをのべた。
研修の第二部では、山梨県妙石坊住職・身延山久遠寺法務部長 奥野本洋師が「志ざしの法門」と題し法話が行われた。
「凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり。志ざしとは観心の法門なり」という日蓮聖人の「亊理供養御書」の一節を用いて、私たちは、お題目の力により助けられていると説いた。
今回も笑いの絶えない法話に檀信徒たちは、時間や寒さも忘れ熱心に聞き入っていた。初めて参加した女性は「来年も必ず参加したい・わかりやすいお話で面白く、楽しかった」と感想を述べた。
今回も有意義な女性信徒の為の研修会は盛況のうちに幕を閉じた。
鹿児島・冨田晃義師の帰山式
【宮鹿沖】 鹿児島県鹿児島市松原町教王寺(住職・冨田義浩上人)において副住職・冨田晃義上人の再行成満帰山式が執り行われた。お題目を唱えながら天文館地区を唱題行脚し、七名の荒行僧による水行、ご祈祷が行われた。
檀信徒百名、法縁各寺院、宮崎・鹿児島・沖縄管区各寺院三十名の方々が見守る中、冨田晃義上人は
「仏祖三宝のご加護と皆様のお力を借りて無事に再行を成満する事ができました。本当に有り難う御座いました。」
と力強く挨拶をされ、檀信徒と地域の方々のご多幸と安全をお祈りされた。
島田朗成師 帰山報告式
【神奈川二】関東では、二度の大雪に見舞われ晴れ間の少ない二月、まだ日陰などには雪が残る二月二十八日、晴天穏やかな天候に恵まれた横須賀市須軽谷、龍谷山法道寺では、第参行を無事成満した島田朗成師の帰山報告式が共に百日間修行した行僧四人と行われた。僧侶檀信徒約五〇名が見守る中、行列が行われた後、本堂前で水行が行われた。その後お堂内で報告式が行われ、朗成師は深々と両親、檀信徒の皆さま、同じ参行成満の廣島上人、海野上人に感謝のことばとして「ありがとうございました」と感謝挨拶された。また「これからもお寺を通して法華経を弘めます」と抱負を述べられた。