2014年2月1日
いよいよ年金を受け取る年齢に
いよいよ年金を受け取る年齢になった。国民年金である。今までどれほど納めていたのかわからないから何歳まで生きてどれほどいただけば元を取った形になるのかもよくわからない▼小生は長生きとは無縁と常々考えていたので年金を60歳から受け取ることにした。銀行に行き、その旨を伝えると窓口の女性は大いに喜んでくれ、ついでに65歳まで受給を待った場合とを比較したグラフを見せてくれた。両者の交差する年齢は77歳。つまり77歳以上長生きをする人は65歳まで待った方が受け取る総額が多くなるということだ▼77歳といえばほぼ日本の男性の平均寿命である。当然60歳からいただいた方が良い。こんな表があるのならなぜ一般に公表しないのかと聞いたら、政府が許可しないのだそうだ。誰もが60歳支給を請求したら大混乱になるのだろう▼一方で、年金を納めない人が増えているそうだ。納める余裕がないというべきかもしれない。高校生の16㌫が貧困家庭で生活をしているという事を考えれば、さもありなんと思う。年収によって年金支給年齢を変えるというのはどうだろう。「たかが数万円」と言える裕福なご老人もいる。その数万円で家族を養っている人もいる。檀信徒の方々にも年金生活をしておられる方が多い。みんなが安心して暮らせる社会を作りたい。 (寮)