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2014年1月31日

山梨三部 総代研修会で164名参加

山三140210②【山梨三】檀信徒協議会(功刀章光会長)は一月三十一日、南アルプス市飯野「桃源文化会館」を会場に、「総代研修会」を開催した。
今回で八回目となるこの研修会には
管内寺院総代百六十四名が出席した。
開会の辞で斉藤秀明副会長が「多数の参加は総代の皆さんの、お寺に対する情熱の表れだと受け止めている」と述べたように多くの参加者が広い会場を埋め尽くした。
午前の部では山梨県市川三郷町・定林寺住職功刀貞行師が招かれ、約一時間半の講演が行われた。
『社会的成功者は信仰的成功者か』と題した講演で功刀師は、自らが理事長を務める寺の幼稚園・保育園での経験や
七面山奥の院の別当として信者と接した時の話を中心に「信心とは魂に語りかけるということ、見えないものを見えるようにする心の力である」と力強く語り、
「私たちがこの世に生まれてきた理由はたった一つ、生まれてきて与えられた役割に対してどれだけ本気になれるか、どれだけ心を傾け、どれだけの信心を傾けることができるのか。そしてそれが魂を磨くたった一つの方法である」と話を締め括った。
功刀師の力強く熱い語り口に参加者たちは圧倒されながらも熱心に聞き入っていた。
午後の部では山梨県第三部布教師会会長、實成寺住職望月義文師が『幸せになるために』と題して一時間の研修講話が行われた。
望月師は法華経の「慈悲喜捨」「少欲知足」等の教えを身近な例をあげて分かりやすく説き、「自分一人だけのものではない尊い命をいかにして生きて行くか、それが幸せになるための鍵である」と話した。
これに続いて宗務所事務局、望月義孔師が『過疎地域における寺院活性化について』と題して研修講話を行った。
望月師は、過疎地域寺院の現状や運営上の問題点を報告し、これらの問題を解決する様々な例を提案した。
長時間に亘る研修に疲れながらも得るものは多かったようで、檀協役員の中嶌正明氏は「檀信徒としての心構えを改めて学んだ。自身の信仰の糧になればいい」と感想を述べた。
閉会式で功刀会長は、「我々総代がお寺という宗教法人の責任役員であることを忘れずに、今日の研修の成果をそれぞれの菩提寺の運営に反映させてほしい」
と結んだ。

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