オピニオン
2014年1月1日
心の拠り所
今年は、甲午(きのえうま)四緑木星の年です。午(うま)は、〝さからう〟とか〝突きあう〟意義があり、激しい衝突のなかから新芽が強く成長する様子が伺えるそうです。しかし、日本を取り巻く環境は異常気象による急激な気候変化による災害など深刻な問題を多くかかえています。
政治の安定は国の安定につながりますが、政治家、国民は今後何を心の拠り所として行動していけば良いのか、それは法華経の教えであり、お題目であります。
ほかに何を求めるのか。日蓮聖人は「法華経の明鏡をもて自身に引向へたるに都てくもりなし」とまた「南無妙法蓮華経と申すは、一代の肝心たるのみならず、法華経の心なり、体なり、所詮なり」と仰せられています。
私たちは法華経、お題目を心の拠り所として日々、安穏な生活ができるよう願い実践し行動しなければなりません。
(石川2部布教師会長・大森教裕)