全国の通信記事
2013年10月27日号
お題目の輪を弘めて
【福岡】東筑組(渡邊進央副長)は統一信行「お題目の集い」を十月二十七日、北九州市一乗寺(永田浩賢住職)を会場に、僧侶檀信徒約七十人が参加して行った。
午前十一時より、永田住職を導師に御会式法要が営まれた。
法要後、立野良顕宗務所所長が挨拶し、「立正安国・お題目結縁運動」と更なるお題目信仰を促した。次に渡邊副長が「善い行いをする事が大切です。また、人の意見を聞くという事が大事です。お題目の輪を弘めて、益々お題目修行に励みましょう」と挨拶した。その後檀信徒を代表して中村哲也檀信徒協議会副会長が「今日は皆共に一日を有意義に過ごしましょう」と話し、永田住職は、「秋晴れの中、多くの方と共にお題目をお唱えする事が出来て大変有り難いです」と謝辞を述べた。
昼食後、野出修輝師(糟屋郡妙覚寺修徒)を講師に迎え記念法話が行われた。野出師は、「誰もが仏性を持っている。お題目を唱えて心の仏種に水を与え、お寺参りをして肥料を与えて下さい。お題目信仰をして、自分が有難いと思ったら、是非人にも勧めてください」と話した。時折笑いを織り交ぜた話に参加者は熱心に聞き入っていた。
世界平和を祈る集いが開催
【山梨二】「世界平和を祈る集い」が十月二十七日、山梨県市川三郷町・富士川町の両町にまたがる日向山仏舎利平和宝塔(?刀貞如主管)で開催された。昭和六十二年に日向山に仏舎利平和宝塔を建立したことを記念して始まったこの世界平和を祈る集いは、今年で二十六周年を迎えた。
台風二十七号の影響も心配されたが、朝から青空が広がり、万灯講の行列に続き、第二部布教師会各聖による撃鼓唱題が響く中、導師・式衆が入場した。法要では、世界平和・核兵器廃絶の実現を祈るとともに、一昨年の東日本大震災からの早期復興を祈願した。また、地元グループによる和太鼓奉納、法華和讃の奉納なども行われた。全国各地から僧侶・檀信徒総勢三百名あまりが集まり、それぞれが平和・復興への祈りを捧げた。法要終了後は山梨名物の「平和ほうとう」などが振る舞われれ、県外から集まった檀信徒にも山梨の味覚を味わってもらおうと地元有志がが腕を振るった。
日本寺で「平家物語」公演
【千葉東】多古町本山日本寺(清瀬日草貫首)の本堂で「第2回平家物語」公演が昼夜2部形式で行われ、計200人が鑑賞に訪れた。語りを女優の金子あいさん、伴奏はオリジナル打楽器(波紋)を使った永田沙知子さんが担当。暗い本堂でローソクだけの照明を使った舞台設定で行われ、観衆は幽玄な雰囲気に心酔した様子だった。
最後に清瀬貫首が「日本語の美しさに目を覚まされました。来年も第3回の公演を実現させたい」と挨拶した。