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2013年9月29日
終始温かい笑いに包まれて
【大阪豊能】能勢町清普寺(村上順雅住職)で9月29日、能勢百部経法要がつとめられ、檀信徒300人が参詣した。午前11時、能勢寺院14ヶ寺出仕のもと盛大に法要が営まれた。法要には能勢の歌題目が取り入れられ、各寺院講中によって奉唱。
午後は、身延山久遠寺法務部長で妙石坊御住職の奥野本洋師による法話「人生をいかに明るく楽しく生きることができるか」を聴聞した。師は、「笑顔で過ごせる人生を送るため、法華経を信じ、お題目を修行させていただいている。お題目の功徳は、悲しみや苦しみを乗り越える力をくれる。」「一人で拝んでばかりいても限界がある。相手に拝まれるような人になれるよう、日々精進することが大切だ。」とユーモアを交えながら説かれ、参詣者は感銘を受けるとともに、堂内は終始温かい笑いに包まれた。
同寺では百部経法要を迎えるにあたり、参道石階段の修復と手すりの設置、庫裡廊下の天井張り替えなど、諸々の境内整備を行って大法要に臨んだ。