平成25年度檀信徒協議総会　千葉西部

　【千葉西】宗務所（土井了真宗務所長）では六月十五日、本年第七百遠忌を迎える日蓮大聖人高弟六老僧・日向聖人を第二祖とするお題目初唱之霊場　茂原市　本山藻原寺（持田日勇貫首）を会場に「平成25年度檀信徒協議総会」を開催。管内各寺院檀家総代役員・護持会役員等百二十名が参加した。
　午後一時、佛殿内において一心に合掌しお題目・南無妙法蓮華経を唱え、一人一枚管内謹製の御題目写経をしたため、心身を清めた。次に藻原寺大堂に移動し、持田貫首を導師に「会員物故者諸霊位御回向　並　世界平和祈願法要」を厳修。続いて持田貫首より挨拶を頂いた。
　午後二時、佛殿に於て伝道担当事務局長・月崎了浄師の司会により進行。
　当会副会長・秋葉弘道氏（市原市正蓮寺総代）の開会式の言葉。次に土井所長挨拶。そして、菩提寺の総代、護持会長を十二年以上勤められた方に授与する永年勤続表彰が大森昭氏（長南町長久寺総代）に授けられた。
　続いて当会会長・今井靖夫氏（市原市長妙寺総代）と日蓮宗千葉県西部檀信徒青年会連絡協議会会長・鈴木敏文氏（茂原市高師・實相寺檀徒）が挨拶をした。
　次に規約により今井会長が議長として登壇。副議長に副会長・安藤矗勇氏（藻原寺総代）が選出。議事録署名人二氏が選出された。
　議事では、１、平成二十四年度事業報告。２、平成二十四年度決算報告。３、監査報告。４、平成二十五年度事業計画案。５、平成二十五年度予算案。以上、いずれも承認された。
　６、その他では、日蓮宗新聞社営業主任・岩倉康進師より、『日蓮宗新聞』、季刊誌『正法』購読のお願い。そして日蓮宗新聞社取り扱い品の念珠やお線香等が紹介された。
　また日蓮宗新聞千葉県西部支局通信員・木村順誠師（木更津市光明寺寄在）より管内の平成二十四年度中の管内寺院の購読状況の説明と管内寺院結社百十一ヶ寺全購読達成のお願いがされた。日蓮宗新聞が住職僧侶にかわって、いつでもどこでも佛様、日蓮大聖人、法華経、お題目信仰に縁を結ぶ最高のアイテムであることを認識頂いた。
　また、日蓮宗千葉県西部青年会（宮川了暢会長）より副会長・田澤裕泰師（茂原市妙弘寺修徒）が本年七月二十九日より三十一日二泊三日で日蓮宗総本山久遠寺をはじめ、麓坊を会場に行う「第三十二回少年少女夏季修養道場」の参加者の募集依頼をした。あわせて、平成二十六年一月に行う「修養道場同窓会」についても紹介した。寺院僧侶と親しくまじわり、より身近に佛さまや日蓮大聖人と縁を結ぶことで、それぞれのご先祖さまが喜ばれることを伝え結び、総会も無事閉会。
　研修では、本山藻原寺総務・増田寳泉師（茂原市妙源寺住職）を講師に
「六老僧　日向聖人と藻原寺について」と題し、　講演を頂いた。参加者は、日蓮大聖人にゆかり深い日向聖人やその思いを受け継がれた人々や霊跡が身近にいること、あることを知り、感銘を受けていた。
　最後に懇親会を開き、管内各寺院檀信徒の交流を深めて、宗門運動の「安穏な社会づくり、人づくり」のため、まづ身近な家族から、出会った人たちと縁をさらに育むことを誓い散会した。