2013年6月9日
第1回刃難ロード参拝登詣
【千葉西】宗務所(土井了真所長)管内、白子町・睦沢町・一宮町・長生村地区三組寺院(19ヵ寺)主催による地区護法統一信行会では小松原法難七五〇年を迎え、第1回刃難ロード参拝登詣を6月9日に行い、教師、檀信徒40人が参加した。
早朝、各地区を回り7時に出発し、午前9時に日蓮聖人が念仏信者で地頭の東條景信に追われる身となり一時、逃れた鴨川市・花房山蓮華寺に到着し、本堂前にて読経、縁起の説明がされた後、小松原法難の霊場である本山鏡忍寺(原日透貫首)に移動した。お堂では土井所長が開式において「刃難ロードの参拝登詣は明後年まで続け、本年のご正当の法要では限られた方々しかお参りできないがこうしてお堂に上がりお参りできるのは有り難い事である」と挨拶し、お開帳を受け、原貫首より小松原法難のお話を聞き、日蓮聖人ゆかりの品々のある宝物殿を見学し昼食後には、鏡忍坊墓所をお参りし、鏡忍寺を後にした。
続いて、工藤吉隆公が討死した上人塚をお参りし、小松原法難で傷をうけた日蓮聖人が一時休息し袈裟を松の木に掛けられたとされる掛松寺(今村哲也住職)を参拝し縁起の説明を受け、最後に三橋潮倖協議員(白子町・妙法寺住職)が閉会の辞を述べた。。
参加者は日蓮聖人が命からがら避難された足跡に触れられた事の有り難さを実感し帰路に着いた。