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2013年5月11日
第12回お題目初唱会
【千葉西】藻原寺(持田日勇貫首)は五月十一日に第十二回お題目初唱会を開催し、僧侶、檀信徒約百名が参加した。
これは日蓮聖人が鎌倉に向かう途中、観音様のお告げを受けた開基の齋藤遠江守兼綱公と墨田五郎時忠公が帰依し、最初にお題目を唱えたことから持田貫首がこの行事を始められ、午前十一時三十分より鎌倉時代の格好に扮して茂原市中を馬二頭を曳き連れる日蓮聖人お迎え時代行列が行われた。
続いて午後十四時三十分の法要では日蓮聖人御真筆の大曼荼羅が御開帳され、参加した檀信徒はその迫力に息を飲んでいた。
持田貫首は、「この行事を十年、百年と続けていきこれを当たり前にしていくことで地域に根付き、宗門にもお題目初唱の霊場として広く認識されることになるだろう、大事なのは継続することである」と挨拶した。
法要に参加した檀信徒は声高らかにお題目を唱えていた。