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2013年4月27日号
青森・「教師大会」と「立教開宗会」
【青森】四月二十七日・二十八日、恒例の青森県宗務所主催による「教師大会」及び「立教開宗会」が開催された
二十七日、野辺地町「まかど温泉ホテル」を会場として開催された教師大会には五十五名の県内教師が出席。法味言上、小山威光所長の挨拶の後、昨年度の宗務報告、決算報告、本年度の宗務方針、予算が報告された。
引き続き行われた研修会では田端義宏師(鰺ヶ沢町永昌寺住職)による「宗門運動第二期について」と題して講演。
翌二十八日、野辺地町圓誠寺(伊藤湧誠住職)で営まれた立教開宗会には僧侶檀信徒約250名が参列した。
法要に先立ち午前9時より、青年会(川上洋行会長)が唱題行脚を行い、圓誠寺から町内にかけお題目の声が響き渡った。
続いて本堂にて、布教師会会長の三浦泰昭師が法話を行い、参集の檀信徒は熱心に聞き入っていた。
その後午前十一時より、小山所長を導師に雅楽を交えた音楽大法要が営まれ、今年二月に荒行を成満した修法師を中心に法楽加持も行われた。
また、法要中、僧侶檀信徒一緒に震災追悼和讃を奉唱し、震災犠牲者の冥福を祈った。
なお、来年度の開宗会は五所川原市妙乗寺(対馬央丈住職)で営まれる。
徳島市妙永寺で法灯継承式
【徳島】徳島市妙永寺で四月二十七日、第十六世児島錬雄師から第十七世長崎一隆師への法灯継承式が営まれ、僧侶檀信徒約七十人が参列した。
長崎師は、兵庫県で生まれ育ち、総本山である身延山・久遠寺で七年間の修行をされた後、岡山市の妙林寺に十九年間勤められ、仏縁によって妙永寺の後継となられた。
像師会大法要
【兵庫西】近畿布教の先駆けである龍華樹院日像菩薩をお祭りする像師会大法要が四月二十七・八日、兵庫県香寺町醍醐寺にて福田善行導師の下、盛大に厳修された。当日は天気も良く、八十名以上の稚児が出仕して、お題目の声と共に町内を練り歩いた。稚児の御祈祷が終わると、引き続いて本堂にて法要が取り行われた。