2013年4月29日
第六回 チャリティーコンサート
【神奈川二】横須賀西ロータリークラブ(小池克彦会長)主催、社教会(山本貫恭会長)、青年会(下邨匡司会長)、横須賀・横須賀北・横須賀南西・三浦各ロータリークラブ協賛の「第六回 チャリティーコンサート」が四月二十九日、横須賀市大明寺(楠山泰道住職)で行われ、スタッフや僧侶檀信徒、地域の人たち、ボランティアの社会人・大学生ら延べ三百人が参加した。
同ロータリークラブは毎年四月二十九日、地域国際奉仕事業の一環として大明寺を会場にチャリティーコンサートを行っており、この事業の募金は「命 輝かすために」をスローガンに、災害被災地の子どもたちの教育施設などに、幅広く活用されている。
昨年の募金は、鎌倉市の女性作詞家・渡辺なつみさんが支援活動を行っている、宮城県石巻市立雄勝小学校の再建にともなう支援のために使われた。ことしの募金も、同小学校への多岐にわたる支援のために使われる。
午後一時、コンサートの開演に先立ち、小池ロータリークラブ会長、山本社教会長が挨拶。山本社教会長から補助犬育成支援団体(湘南ROSA・山本京子代表)にも補助犬育成資金が手渡された。
その後、会場に駆けつけた、渡辺なつみさんが挨拶のなかで、雄勝小学校の高橋裕美教頭先生から預かった、会場の参加者へのお礼の手紙を読み上げ、小泉進次郎衆議院議員、NPO法人T・M良薬センターの小川志道事務局長(群馬県社教会長)が挨拶、大明寺合唱団・ロータスが、小泉議員がリクエストした、横須賀、戦艦三笠とも深い関わりがあるNHKドラマ『坂の上の雲』のテーマ曲『StandAlone』(小山薫堂作詞・久石譲作曲)を歌って、コンサートが幕を開けた。
コンサートの中では、それぞれ大明寺で活動している、バンド「ロータスフラワーズ」や僧侶や信徒らで結成された「BREY(ブレイ)」が演奏や歌を次々披露。「BREY」には福岡を拠点に音楽活動している双子シンガーユニット「健太康太」ら「すてきな仲間たち」も加わり、大いに会場を盛り上げた。
特別ゲスト「T.T.Aジャズトリオ」によるジャズが披露されたあと、大トリに再び大明寺合唱団・ロータスが登壇、最後に渡辺なつみさんがいまから十数年前、命の尊さをテーマに書き上げ、ハル&チッチ歌族と雄勝小学校のみんなが歌っている楽曲・NHKみんなのうたにもなった『しあわせの時計』を歌い、終始盛況の中でコンサートは終了した。
会場では湘南ROSAや、T・M良薬センターのチャリティーグッズ販売や、社教会によるチャリティーポップコーン&ワッフル、ミニバザーの出店も行われた。