日蓮宗新聞

2013年4月10日号

身延山大学入学式 新入生が仏前奉告式

山梨県身延町にある身延山大学(中山光勝学長)の入学式が4月3日、同大学講堂で行われ、仏教学科17人と仏教福祉学科13人の計30が新たなる学生生活を迎えた。
入学式に先立ち井上瑞雄理事長を導師に仏前奉告式が営まれ、入学の慶びを仏祖三宝に奉告。
開式後、新入生の名前が一人ずつ読み上げられ、今年度から同学学長に就任した中山学長が全員の入学を許可。式辞では「大学生としての自覚を持ち、目的意識をもって勉強・研究すること。大学生活の縁を宿命として拝受し、開拓すること。たくさんの皆さまのご恩に報いること」と三つの心構えを新入生に伝えた。
続いて新入生代表の日向成美さん(仏教福祉学科)が誓いの言葉を述べた後、井上理事長が挨拶の中で“学問に王道なし”という諺を引用し、「努力なしに特別な力を身につける方法はありません。この諺を心に刻み頑張って下さい」と前途を祝した。
来賓祝辞、祝電披露が行われ、全員で学園歌を斉唱。最後に、総本山身延山久遠寺の内野日総法主猊下を迎えての記念撮影が行われた。
閉式後、仏教学科に3年次編入した吉良貴徳さんは「与えられた時間の中、精一杯精進し、人びとのため、立派な僧侶になれるように頑張ります」と決意を述べた。
◇    ◇
身延山大学の宮川了篤前学長の任期満了を受け、第6代学長に選考委員会により選出、理事会で承認された学校法人身延山学園理事の中山光勝師が4月1日に就任した。任期は就任日から3年間。
中山学長は昭和24年生まれ、60歳。國學院大學大学院法学研究科修士課程修了。平成7年に身延山大学仏教学部教授に就任後、同大学東洋文化研究所所長・同大学図書館長などを歴任。
論文に「現代社会における宗教の役割と政教分離」など多数。山梨県身延町逕泉坊現住職。
就任にあたって「少子化の影響でどの学校も厳しい状況ですが、当大学は少人数教育を柱にしており、その成果も出ています。これをさらに充実し、一人ひとりの学生の個性を伸ばせるようにきめ細かい指導をし、社会で役に立つ人材を送り出していきたい」と抱負を述べている。

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新年のご挨拶。

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