2013年4月1日号
植樹式
東京都大田区馬込に完成した立正大学付属立正中学校・高等学校(中原健次校長)で3月5日、内野日総総本山身延山久遠寺法主猊下による「しだれ桜植樹式」が営まれ、僧侶や関係者ら14人が参加した。
この桜は、身延山久遠寺境内にある樹齢四百年と伝わるしだれ桜の種子から育てられたもの。式では古河良●立正大学学園理事長が謝辞を述べ「この桜が毎年花開き、キャンパスを美しく彩ることを楽しみにしています」と挨拶。続いて内野法主猊下が植樹され「誠におめでとうございます。末長く、桜を可愛がってください」と話された。
式を終えた一行は、屋上へ案内され新校舎からの眺めを堪能した。発育途上にある生徒がのびのびと学習できるような環境の整備として建設された馬込キャンパスからは、北側に東京タワー、南側に同区大本山池上本門寺五重塔を望むことができる。内野法主猊下らは、広大な土地と生徒重視に設計された施設を視察した。最後に多目的ホールとして使用される「行学ホール」へと場所を移し、お題目を三唱した。充実した教育が期待できる真新しい校舎に、みな終始笑顔で完成を喜んだ。
今回植樹された桜は二本。新校舎で学ぶ生徒たちの成長を見守る。