2013年3月10日
「厄除けってどこが一番効くの?」
「厄除けってどこが一番効くの?」「○○大師がいいんじゃない?有名だし」喫茶店で若いママさん達が盛り上がっていた。 “困った時の神頼み”はまだまだ健在。無宗教を自称する人が増える中、たとえ困った時だけでも神仏を思い出してくれる事に嬉しくなった▼そういえば最近、身近にいるそれはそれは熱心な信仰者の存在に気づいた。娘だ。「ママおはよう!」娘達の一日がスタートする。その後も「ママご飯」「ママトイレ」「ママ抱っこ」「ママのど渇いた」「ママあそぼ」いったい一日に何回「ママ」と呼ばれるのかカウントしてみたいと思うほど。転んで泣いては「ママ痛い~」綺麗な石を見つけては「ほらママ見て!」しまいには寝言でまで「ママ…」嬉しい時も、悲しい時も、何でもない時も、とにかく「ママ」だ。その絶対的な信頼はママ信仰とも言うべきか▼しかし朝から晩まで続くママママ攻撃に「ああもう、うるさい!」となってしまうことも。初めて「ママ」と呼んでくれた頃は「はぁい」と優しく答えたのに。反省。さてそんな娘達を見ていて思い出したお言葉。「苦をば苦と悟り楽をば楽と開き、苦楽ともに思ひ合せて南無妙法蓮華経とうち唱へゐさせ給へ」(四条金吾殿御返事)▼皆様も苦しい時の次は嬉しいご報告を、そして何でもない時にこそどんどんお寺にお参り下さい。「うるさい」とは決して言わない仏様がいつでもお待ちしております。