日蓮宗新聞

2013年1月10日号

立正安国を説くお祖師さま 法華経寺に新しいシンボル

千葉県市川市大本山中山法華経寺(新井日湛貫首)で日蓮聖人銅像開眼式が昨年12月22日に営まれた。台座には「立正安を説くお祖師さま」と書かれ、参詣者と中山の街、世の中を見守る新たなシンボルとなった。
同像は今年迎える同寺第二祖日髙上人第七百遠忌記念として、同寺が愘護する日蓮聖人の『立正安国論』(国宝)を顕彰するために赤門(山門)の側に建てられた。東京上野の西郷隆盛像で有名な高村光雲作の日蓮聖人像がモデルで、高さは4メートル。台座を含めると計8メートルとなる。左手で『立正安国論』を携え、左腕に小松原法難で日蓮聖人が刀を防いだといわれる太刀受けの数珠(同寺愘護)をモデルにした数珠が掛けられている。製作した(株)古城製作所(富山)の大野政治さんは「光雲作の日蓮聖人像は、お顔や立ち姿に迫力があるのが特徴。今も世の中に対して説法を続けているようなお姿は現代に相応しい」と同像の魅力を述べた。
式では修法師が木剣を打ち、祈祷を行う中、新井貫首が同銅像の前で筆を持ち、空中に「開」と書き開眼した。式後、新井貫首は「『立正安国論』の中には“くに(国)”という字が72文字使われており、その中の56文字が“くにがまえ”の中に民の“”の字が使われている。日蓮聖人は“民を守れば玉のような国になる”ということを示されていた」と述べた。

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