オピニオン
2013年1月1日
一年の計は元旦にあり
「正月太り」という言葉があります。私が通っているスポーツクラブの、正月休み明けのサウナ室の中で必ず囁かれる言葉です。
毎年様々なダイエットが流行し、キウイやバナナ、トマト等が店頭から消えたりしますが、ダイエットとは本来「健康的な体型になるための療法または食事そのもの」を指す言葉で、健康で充実した生活を目指し行うものであります。
何をするにしても、その出発点と目的を確かめておくことは大切です。
「一年の計は元旦にあり」と申しますが、正月には仏壇の前に集い新年の計画を語り合い、その時抱いた抱負を互いに披露し仏様、お祖師様そしてご先祖に証人になっていただきましょう。
仏様は人びとが、それぞれの道を歩んでいるか、いないかをよくご存知で、それぞれにかなった教えを示し、かた時も休むことなく、全ての人が無上の仏の道に入ることを念じておられます。
北海道西部布教師会長 宇賀神光章