日蓮宗新聞
2012年12月1日号
池上本門寺で先師追悼法要 諸先師の増円妙道祈る
お題目弘通に尽力し遷化された僧侶に供養を捧げる先師追悼法要が、11月21日に東京都大田区池上本門寺(酒井日慈貫首)で営まれた。遺族や関係者約170人が参列する中、内野日総日蓮宗管長猊下(総本山身延山久遠寺法主)を導師に、昨年の10月1日から今年の9月30日までの1年間に宗務院へ遷化の届出があった123師の増円妙道を祈念した。
式中、渡邊照敏宗務総長が日蓮聖人ご遺文『報恩抄』の一節から「咲いた花は根にかえり、果実の真実の味が土にとどまるように、法華経に身命を捧げてきたその功徳は遷化上人の御身に集まるであろうと述べた。