日蓮宗新聞

2012年11月10日号

第2回中央檀信徒研修道場開催 「感動伝えたい」

宗門運動推進のため、檀信徒の信行推進者を養成する今年度2回目となる中央檀信徒研修道場(三大寺聡温主任講師)が、10月25日から27日まで山梨県身延町の身延山信徒研修道場で開催された。日蓮聖人の御魂が住まわれる地・身延山で14人の道場生が研鑽を積んだ。
道場生は2日間にわたって法華経や祖伝、ご遺文についての講義や、総本山身延山久遠寺で内野日総法主猊下の御経頂戴を受けた。夜には法座が行われ、道場生それぞれの信仰体験などが語られた。
4回目の参加となる男性(東京都)は臨終間際の父から「法華経を勉強しなさい」と遺言のように言われた後、立正大学などで法華経などの公開講座が開かれるごとに受講し、日蓮聖人や法華経について熱心に学び始めたという。「日蓮聖人の御心に近づきたい一心で勉強しています」と渡邉さんは述べ、「父からそう言われなかったならば、ここまで勉強しなかったかもしれません。私にとって法華経の教えは生きていく上で重要なものとなった。父の言ったことは正しかった」と一つの信仰相続の形を語った。また道場生から孫と仏壇でお題目を唱える喜びや、動物との触れあいで感じる生きとし生けるものへの感謝などが語られた。
2日目のカリキュラムには今回初となる静岡県大本山北山本門寺(旭日重貫首)と同県本山實相寺(豊田日穂貫首)の参拝が組み込まれた。北山本門寺ではお題目の七字を一字一字引き延ばして唱える「引き題目」を初めて経験した道場生が「地域の信仰や文化に触れることができ、自身の信仰も深めることができた」と述べた。また「日蓮聖人が『立正安国論』の構想を練られた實相寺では一切経蔵を拝観。道場生の一人は「日蓮聖人が真実の教えを求め、思いめぐらせた場所に来られて良かった。菩提寺に帰ったらこういった感動を檀信徒に伝えたい」と感慨深げに語った。

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