日蓮宗新聞

2012年6月10日号

檀信徒青年会代表者会議 社会活動への参加が宗門運動につながる

平成24年度第14回全国檀信徒青年会管区代表者会議が5月19、20日に東京都大田区の日蓮宗宗務院で開催され、全国から青年会の代表者ら53人が参加。僧侶とともに行う宗門運動の在り方などについての意見や情報の交換が行われた。
開会式後、中井本秀伝道部長が平成24年度の布教方針“合掌”、大西秀樹伝道推進委員会委員長が「三離れと合掌礼」について説明。あらゆるものを礼拝する“合掌”を実践することで人を敬うという仏教的道徳意識の復活を図り、またその心でひろく社会に関わっていくことが「安穏な社会づくり人づくり」に重要なこととした。
続いて大西師をコーディネーターに“合掌礼の普及”と“てらこや運動の推進”をテーマにパネルディスカッションが行われた。参加者からは「合掌を広めるにはまず親が率先して行うこと」、「檀信徒にはさまざまな職種の人がおり、培った知恵を互いに学べる場所としてお寺を利用すればいいのでは」などの声が挙がった。
翌日は参拝した同区大本山池上本門寺で酒井日慈貫首と同寺総代の池上幸保氏、大西委員長による鼎談が開かれた。酒井貫首は「お釈迦さまに帰依しますという“南無”の心が大切。合掌し、お題目を唱えることで心身すこやかになりましょう」と語った。
その後宗務院に移動し、7つのグループに分かれて“地域に開かれたお寺づくり”などのテーマで討議が行われた。「お寺の行事だけにとどまらず、広く社会への貢献活動に参加することが宗門運動が求めるものなのでは」などの意見が交わされた。
参加者の一人は「この会議は活動するためのヒントの宝庫。また方向性もわかる。まだ参加していない青年会があるなら参加してぜひ活動を教えて欲しい」と語った。

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