日蓮宗新聞

2011年1月10日号

妙海山龍宮寺で創立11周年記念法要

お釈迦さまの誓願信じ、但行礼拝の精進を

インド中部のマハラシュトラ州カンプティ市にある妙海山龍宮寺で昨年11月21日、創立11周年記念法要が國際佛教親交会の持田日勇会長(千葉県本山藻原寺貫首)を導師に営まれた。
龍宮寺は、インドの貧しい人々を救おうと病院や孤児院、学校を開設するなど活動していた法華経篤信者・小川法子さんが「本当の意味で貧しい人を幸せにするためには、お題目を唱えること、お釈迦さまの法華経の教えを伝えることが必要」と建立を発願。社会福祉活動家のマハラシュトラ州環境大臣スレーカー・クンバレ女史の父が所有する土地を建立場所にあて、平成11年に完成した。毎年11月の満月の日、大勢が参列し創立記念法要が営まれている。
創立11周年記念法要は、のべ10万人の参拝者の中、副導師を國際佛教親交会の渡邉日易理事長(静岡県本山玄妙寺貫首)をはじめとする5師、式衆を同会会員、全国日蓮宗青年会の伊東政浩会長と会員4師が務め、盛大に営まれた。
法要中、現地の言葉による三帰依文と、参拝者一体となったお題目が会場を包んだ。
法要後の式典で持田会長は、参拝者に向かい「世の中は善くも悪くも変化を続けていきますが、法華経寿量品の偈文の最後の言葉、“つねに自らこの念をなす、何を以ってか、衆生をして無上道に入り、速やかに仏身を成就することを得せしめんと”とおっしゃったお釈迦さまの誓願を信じてお題目を受持し、少欲知足にして自行化他の修行を続け、但行礼拝の精進を続けて参りましょう」と激励の言葉を送った。
仏教発祥の地に「南無妙法蓮華経」が新しい一歩をしるして11年。すべての人々の幸せを願うお釈迦さまの御心は、インドの大地にしっかりと根付きはじめている。

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