日蓮宗新聞

2010年12月20日号

星弘道師に栄えある文部科学大臣賞

“師僧の言葉を胸に精進”

星弘道師(東京都戒行寺住職)が第42回日展第五科「書」の文部科学大臣賞を受賞し、11月19日に東京・上野の芸術院会館で授賞式が行われた。
日展で当番審査員を1度務めると日展会員となり、3度務めてようやく評議員となる。その評議員のなかから選ばれるのがこの大臣賞で、日展内では最高の賞といわれている。栄えある受賞となった星師は「得度の際、師僧に頂いた“随所に主なれば立所皆真なり”を座右の銘に精進してきたことがこの受賞につながりました。この言葉に随い、これからも立場、立場のベストを尽くしていきたい」と話している。
作品は「小学之一文」と題された16の文字。意味するところは、「財物を得て子孫に遺すと、それに振り回されて災いとなることもある」というもので、朱子学をベースにした中国宋代の教訓的な言葉。日蓮聖人の「蔵の財よりも身の財の財すぐれたり。身の財より心の財第一なり」(崇峻天皇御書)にも相通じる一文でもある。
受賞作「小学之一文」は日展の巡回展で鑑賞することができる。現在は京都市美術館で来年1月14日まで展示。1月19日から2月13日まで愛知県美術館ギャラリー(名古屋市)。2月19日から3月21日大阪市立美術館(大阪市)。以後、富山市、福岡市、水戸市、山形市の順に8月28日まで巡回展が行われる。

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