日蓮宗新聞

2010年2月1日号

阪神・淡路大震災から15年       いのちの尊さを後世に

【兵庫東】6434人の尊い命が犠牲となった阪神・淡路大震災から15年。宗務所(清水教信所長)は震災日の前日にあたる1月16日、阪神淡路大震災物故者第16回忌慰霊法要を神戸市兵庫区招慶院(内田泰善住職)で営み、神戸地区の僧侶14人が参列した。
法要は清水所長を導師に営まれ、犠牲となった日蓮宗僧侶と檀信徒の霊簿が読み上げられた。続いて北区の鵯越墓園に移動。無縁慰霊碑前で供養の読経を行った。
清水所長は「15年が経過し、震災の記憶も薄れてきていますが、被災した者と地域として、風化させてはいけません。生き残った者の務めとして、かけがえのない命の犠牲を無駄にしないように、いのちの尊さを後世に伝えていきましょう」と力強く述べた。
 また青年会(小平晋慈会長)は震災当日のような厳しい寒さとなった17日の早朝、約8000人が訪れた三宮東遊園地の「阪神淡路大震災1・17のつどい」に僧侶13人で参加。震災が発生した午前5時46分になると、参加者全員で犠牲者の名前を記した「慰霊と復興のモニュメント」の前で黙祷。青年僧は約一万本の竹灯篭のろうそくで浮かび上がった「1995 1・17」の文字の前で読経と唱題を行った。
さらに同会青年僧は中央区本壽寺(小平慈悦住職)の震災慰霊碑前で一読した後、震源地となった淡路島北淡町(現淡路市)の震災記念公園を訪れ慰霊行脚。また北淡地区の犠牲者40人の慰霊碑前で追善回向を捧げた。

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