日蓮宗新聞

2010年1月20日号

立正大野球部、Wの美酒(リーグ、明治神宮大会)

立正大学野球部の2009年東都大学野球秋季Ⅰ部リーグ優勝・第40回記念明治神宮野球大会優勝祝賀会が昨年12月17日、東京・港区のホテルで行われ約1200人が祝福に駆けつけた。
髙村弘毅立正大学学長の挨拶に続き、酒井日慈立正大学学園総裁の名代として張田珠潮日蓮宗総務局長(当時)が登壇。総裁の挨拶文を代読し、監督、選手らの健闘を称えた。
鏡開きの後の祝宴では、檀上に上がった選手たち一人ひとりの紹介や応援指導部によるエールなどが行われなごやかな交歓の席となった。
また19日には、JR五反田駅から立正大学大崎キャンパス間で優勝パレードが行われた。立正大学吹奏楽部に先導された一行は沿道からの声援を受けた。

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身延山久遠寺で御年頭会

内野法主猊下 故事にのっとり「曳馬式」

 総本山身延山久遠寺(内野日総法主)で1月13日、日蓮聖人の初のご命日を期する「御年頭会」が行われ、僧侶檀信徒約500人が宗祖の御魂に祝賀を申し上げた。
御年頭会は、日蓮聖人が身延山ご入山の翌年正月に、弟子信徒が聖人を訪れて祝詞を申し上げた後、聖人を導師に妙法流布・立正安国を祈り奉ったことに由来している。
祖師堂で内野法主猊下を導師に御年頭会法要が営まれ、六老僧の系統をひく六老門跡寺院貫首、渡邊照敏宗務総長、宗務内局はじめ参列者全員によって香が手向けられた。法要後には日蓮聖人が新年、開基・波木井実長公の自邸に招かれた際、駿馬に乗ったという故事による「曳馬式」が行われ、内野法主猊下が装束をまとった二頭の馬に人参をあげる一幕も。
その後、大講堂で祝賀の宴。渡邊照敏宗務総長は「五重塔を復元落慶なされ法華経の根本道場としての偉容を整えられましたことは、日蓮宗門にとりまして誠にありがたく、祖山の活性並びに檀信徒の拠り所としての基盤を新たにするものと深く感じる次第です。現在、宗門が推進する『立正安国・お題目結縁運動』は『立正安国論』奏進750年の佳節を経て、新たなる一歩を求められる時です。かかる大事な時である社会と苦悩する人々に、宗門が積極的に関与し、宗祖の立正安国の精神を体現して行くことが肝要と心得る次第です。年始に臨み、心新たに皆さま方と共に法華経と宗祖の御教えに心と体を一つにして、ゆるぎない信仰の礎を築き上げ、皆帰妙法の誓願行を実践すべく全力を注いで参りたいと存じます」と挨拶。御杯の儀に続いて内野法主猊下がお言葉を述べられ、昨年5月に五重塔落慶式を無事挙行できたことに「祖山有縁の方々の絶大なるご尽力の賜と深く感謝を申し上げる次第です」と謝意を表され、さらに「五重塔の完成によって総本山として尊崇される堂塔伽藍がほぼ整備されました。日々参詣されます方々にとって、心のふるさととして癒される祖山、愛される身延山でありたいと願っております。より一層精進して参りますので、更なるご支援ご協力を賜りますようお願いを申し上げます」と締めくくられた。
参列者名簿が奉呈され、熊王家35代の熊王章氏が法主猊下に御膳を献上、熊王氏に御年玉が賜与された。京都市本山本満寺の伊丹栄彰貫首、信徒総代の堀内光雄氏の祝辞に続いて、鏡割りを行い乾杯となった。

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宗務院で「御用始めの儀」

「立正安国・お題目結縁運動」宗門一丸、邁進を誓う

伊豆法難750年を迎える平成22年の幕開けを期し、「御用始めの儀」が1月8日、東京都大田区の日蓮宗宗務院で行われた。酒井日慈管長猊下を大導師に迎え、昨年12月に就任したばかりの渡邊照敏宗務総長をはじめとした内局や宗会議員、宗務所長など約300人が参列。昨年は『立正安国論』奏進750年の記念行事が全国各地で行われたが、引き続き「立正安国・お題目結縁運動」第一期の締めくくりとなる今年も宗門一丸となって邁進していくことを宗祖に誓った。

午前11時、酒井管長猊下が臨場され、立正安国の実現と世界平和を祈念し法味言上。酒井管長猊下は挨拶の冒頭に、小松浄慎前宗務総長をはじめとする前内局の功績に謝辞を述べ、渡邊宗務総長には明るい宗門を作ることを期待された。また「法華経の教えはいのちを育てる法乳です。その法乳をもって、敬いの心で安穏にして、かつ健康な社会作りと人間作りを目標とする宗門運動を推進しましょう」とお言葉を述べられた。
続いて行われた賀詞交歓会で、渡邊宗務総長は「本年は宗門運動の播種(種まき)活動として4年目となり、来年はそれを育成する年になります。本年は継ぎ目となる大切な一年です。是非、掉尾を飾る素晴らしい年にしていきます。また八白土星の本年は改良の年でもあります。改良する点があれば勇気をもって改良し、伸ばす点があれば伸ばす勇気を持つ。多くの方の英知をいただきその判断をし、全寺院・教会・結社に目線を合わせ宗政宗務に取り組んで参ります」と新内局の挨拶と意気込みを述べた。
その後、渡邊宗務総長、川久保昌耕宗会議長、井出存祐第二部審査会会長の3人が「ヨイショ!」の掛け声に合わせて鏡割りを行った。
次いで総本山身延山久遠寺の井上瑞雄総務と井出会長、宗務所長を代表して石井隆康東京都南部宗務所長、立正大学学園の及川周介理事長が挨拶。及川理事長は挨拶の中で、昨年の東都大学野球Ⅰ部リーグで同大学野球部が初優勝を遂げ、神宮大会でも初出場初優勝の栄冠を勝ち取ったことを報告。「宗門運動も地道に努力すれば必ず繋がります」と宗門運動の成功を願った。
最後に関谷泰教伝道局長が「宗門運動の構築、発展、実現の段階の一つひとつに力を入れていきます」と力強く挨拶し締めくくった。

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新年のご挨拶。

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