日蓮宗新聞

2009年10月20日号

特別展開幕 お待たせ『日蓮と法華の名宝』

「日蓮聖人の思い、法華の心意気に触れていただきたい」

特別展覧会「日蓮と法華の名宝」(通称・日蓮聖人展)が京都市・京都国立博物館で10月10日に開会され、好天に恵まれた初日からの3連休には約5700人の来場者で賑わった。開会に先立つ9日には小松浄慎日蓮聖人門下連合会理事長(日蓮宗宗務総長)を導師に「立正安国論奉展並びに『日蓮と法華の名宝』展円成祈念法要」と開会式、関係者の内覧会が同博物館内で行われた。
10月9日午後1時、京都国立博物館の展示中央室に遷座された院興作・日蓮聖人坐像(京都市本山妙覺寺蔵)前に日蓮聖人門下連合会常任理事、同博物館佐々木丞平館長、来賓の新井日湛師(千葉県大本山中山法華経寺貫首)ら約五十人が参集。小松理事長を導師に「立正安国論奉展並びに『日蓮と法華の名宝』展円成祈念法要」が営まれた。 法要後は門外不出の国宝『立正安国論』を奉展した新井貫首が挨拶。『立正安国論』が750年にわたって先師が命がけで恪護してきたことを語り、この特別展が成功裏に終わることを祈った。午後2時からは博物館入り口正面に場所を移して、博物館関係者ら約600人を招待しての開会式が行われた。佐々木館長、小谷勝日本経済新聞大阪本社代表とともに挨拶に立った小松理事長は、「門下連合会では、社会に向けて日蓮聖人をもっと知ってもらおうと3年前から特別展を企画してきた。この機会に是非日蓮聖人の思い、法華の心意気に触れていただきたい」と話した。
続いて挨拶を行った3人に原田修京都新聞取締役を加えた4人によるテープカットが行われ、招待者らは内覧を行った。
翌10日は開門と同時に多くの来場者がつめかけ、好天、連休とあいまって『日蓮と法華の名宝』特別展は幸先のいい好スタートをきった。
今回出品される宝物は203点。うち調査の段階で新発見されたり、初公開となるものが約50点にものぼる。またこの機会を逃すと二度と目にすることが難しくなる宝物も多数展示される。日蓮宗関係者以外からもたいへんな注目を集めている『日蓮と法華の名宝』特別展。期間は11月23日までなので、お見逃しなく。

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新年のご挨拶。

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