日蓮宗新聞

2009年7月10日号

佐渡の日蓮聖人大銅像 創立6周年の記念法要

新潟県佐渡市に建つ日蓮聖人大銅像の格護にあたっている「佐渡銅像護持会上行講」(若松宏泉代表=北海道妙心寺住職)は5月12日、創立6周年の記念法要を行った。
前日から佐渡入りした会員は、毎年春先から盛んになる佐渡観光を前に、礼拝殿と境内の清掃に汗を流した。
記念法要には福岡県本岳寺(立野良顕住職)の団参も参列。本岳寺の地元博多には明治期に建立された日蓮聖人銅像があるが、それよりも大きな佐渡銅像に驚嘆の声が上がっていた。今年90歳になる立野住職の母・俊子さんは「お檀家や娘と共に、息子である住職、孫の副住職に連れて来てもらいました。この年まで元気で長生きできたのもお題目のおかげ。普段お参りしている博多の銅像さまも素晴らしいけど、佐渡の銅像さまも素晴らしいですね。ありがたいことです」と話していた。
祈念回向で若松代表は、創設の際に会員を物心両面で支えた故浅井円道先生の増円妙道を祈ると共に、大銅像の護持を誓い、霊跡佐渡寺院の繁栄を祈った。
また上行講顧問を務める宗会議員の佐野前延師(福岡県本佛寺住職)と風間隨修師(京都府妙栄寺住職)は謝辞を述べ、「布施無き経を読む」会員等を紹介。大銅像創立の経緯、そして数千人に上る全国の日蓮宗信徒の信仰心の結晶が大銅像という形で示顕したことを説明した。
法要後、若松代表導師のもと塚原三昧堂で読経し、新たな会員を迎えた上行講の今後の精進を誓った。
その後の会合で佐野顧問は「宗門が今、お題目結縁運動の真っ直中にあるのは周知の如し。佐渡銅像の建立記念日は5月13日だが、身延の五重塔落慶が同じ5月13日となったのも不思議な仏縁。また上行講会員から宗門要職が輩出されているのも仏縁。これらの事象は全てが繋がっていると捉えるべきで、まさに結縁といえる。御仏との様々な縁に気付くか否かは僧侶の信仰の在り方による。浅井円道先生という誇らしい物故者の守護を感じながらの我々の生き方、行動はストレートに檀信徒の活力にも及ぶところとなる。各聖の行動に期待する」と述べ、最後に若松代表から、全国日蓮宗青年会事務局員の鷲阪仁昭師(三重県神通寺修徒)に助成金が手渡され、会員等は地元へと戻って行った。

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