日蓮宗新聞

2009年1月10日号

善行院で干支の引継式

【京都一】京都市大本山妙顯寺(南條孝仁貫首)の山内東側に位置し西陣の妙見宮として庶民に親しまれている善行院(児玉宜海住職)で昨年12月13日、洛陽十二支の妙見さまの干支の引継式が行われた。
霊験あらたかな厄除け妙見大菩薩は、京都御所の紫宸殿を中心に十二支の方角に祀られており、善行院は御所の北に位置し子年を司っている。妙見堂には、一昨年の暮れに信楽焼きで作った大きなねずみの置物があり、訪れる参拝者に福を授けてきた。平成21年の干支にちなんで、一回り大きな牛の信楽焼きの置物ができ、ご宝前には妙見さまの前に向かい合うように祀られ、その前で児玉住職導師の下、引継式が執行された。
クライマックスの引継の儀では、児玉住職が「世の中の諸悪をチュウチュウと切り開いてきましたがネをあげてしまいました。(牛の)巨体を生かしモウモウと諸悪根絶の角を立ててください」と口上を述べ、妙見さまのシンボルである宝剣が、児玉住職から丑年の妙見さまが祀られている本山本満寺の伊丹栄彰貫首にしっかりと手渡された。伊丹貫首は、「一年間、悪運が忍び寄らぬよう寝ず見(ネズミ)してくれました。来年は、皆の後(ウシ)ろから守モウーってまいります。人々がギュウギュウ(牛牛)と窮屈な思いをせず、年末には“ウッシッシー”と笑い会えますよう勇猛(モウ)精進します」と応えると、120人近い僧侶や檀信徒からは笑い声や拍手が上がった。
式後、児玉住職から「欲を捨て、感謝の気持ちを持ってお参りしましょう」と法話があり、引き続き昼食と福引が行われた。

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