日蓮宗新聞

2008年5月10日号

日蓮宗綜合財団賞・綜合財団奨励賞の受賞者決まる

功刀、木立、上田の三師と横浜立正協会

日蓮宗綜合財団(伊藤通明理事長)が日蓮宗の布教伝道に大きな功績のあった個人・団体を表彰する日蓮宗綜合財団賞・綜合財団奨励賞の受賞者が決まり、4月23日、東京・品川のホテルパシフィックで授賞伝達式が行われた。
第24回綜合財団賞を受賞したのは、布教伝道部門で功刀貞如師(山梨県市川三郷町定林寺住職)と横浜立正協会、海外布教部門で木立隨学師(青森県板柳町長延寺内)、学術研究部門で上田本昌師(山梨県身延町上澤寺住職)の三師一団体。また第17回綜合財団奨励賞には、社会教化部門で岡山県高松組寺青少年健全育成会、学術研究部門で原慎定師(神奈川県横浜市妙恵寺住職)の一師一団体が輝いた。
伝達式には全国の宗務所長ら約200人が出席。はじめに伊藤理事長が授賞経過を報告し、受賞者を紹介。小松浄慎宗務総長が祝辞を述べ、伊藤理事長から受賞者に賞状と副賞の盾が贈られた。
功刀師は、50年にわたり信行会や青少年信行会、万灯講などを開催、また20年に及び布教伝道誌「宝珠」を発行、全国に購読を広げている。
横浜立正協会は、今年で75回目となる自我偈百部経の活動が認められての受賞。式には板垣禎一師、宮川是忠師、後藤泰敬師の三師が出席し、今後ますますの発展に抱負を語った。
木立師は、ポートランド日蓮仏教会主任を経、現在ポートランド日蓮宗みのり会主任。51年前に船で北米へ渡った当時を振り返りながら「思ってもみなかったこと。本当にありがたく拝受つかまつりました」と感慨深げに謝意を表した。
上田師は現在、日蓮宗勧学院副院長、身延山大学名誉教授などの要職を担い、著書「日蓮聖人における法華仏教の展開」をはじめ多くの論文・著作がある。
岡山県高松組寺青少年健全育成会は、組寺の各寺院の特色を生かしながらソフトボール大会、空手道場、夏休みこども道場などを開催し、地域教化、青少年育成に尽力。谷口孝雄師と垣本孝精師が授賞式に出席した。
原師は現在、立正大学教授として日蓮教学の研究に尽力。著書「日蓮教学における罪の研究」をはじめ論文・著者多数。
東京南部の石井隆康宗務所長が「日々の積み重ねがどれだけ大切なことか、あらためて思い出させてもらった」と祝辞を述べ祝宴となった。

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