日蓮宗新聞

2008年1月10日号

渡邉一之新貫首の晋山式

 静岡県磐田市の本山玄妙寺で昨年10月2日、第56世の法灯を継承した渡邉一之新貫首の晋山式が行われ、多数の僧侶檀信徒が参列した。
玄妙寺は日什門流の開祖玄妙阿闍梨日什上人が最初に建立した寺院で、620余年の歴史をもち「什祖直建の霊場・得道の寺」として信仰を集めている。一昨年8月に第55世木谷祥存貫首が遷化して代務住職となっていたが、この度、第56世に神奈川県横浜市本長寺住職の渡邉一之師の就任が決まった。
快晴に恵まれた晋山式では、はじめに見付宿場通りから玄妙寺山門まで、渡邉貫首を見送りに来た本長寺万灯講約50人の練り行列が盛大に行われ、式典に華を添えた。
渡邉貫首は奉告文の中で「浅学菲才の凡身といえども、勇猛以て什祖の芳嘱を尋ねんと欲し、精進以って先師の冀願に応え、寺檀和融以て当山をして広宣流布の法城たらしめんことを誓い奉る」と言上、挨拶では「日什上人が日蓮門下に改宗し法華弘通の直道に出発したのが67歳でした。今私も67歳になりますが、これは偶然とは思えません。什祖の偉業に万分の一でも報いる覚悟で努力していきます」と決意を表明した。また、静岡西部宗務所管内を代表して倉元秀人所長、全国本山会を代表して菅野啓淳本山海長寺貫首、法縁を代表して渡邉義生宗会議員が祝辞を述べた。
式後、浜松市内のホテルで晋山披露宴が催され、酒井日慈管長猊下、小松浄慎宗務総長をはじめ宗門要路の寺院関係者と檀信徒約300人が出席した。檀信徒は「玄妙寺に元気が出てきたようです。私たちも貫首さまと一緒にがんばりたい」と語っていた。

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