日蓮宗新聞

2007年12月1日号

第2回中央檀信徒研修道場が開催

「一人でも多くの方にお題目を伝えて」

 総本山身延山久遠寺(内野日総法主)の研修道場で10月23日から25日まで、中村雅輝師(長崎県實成寺住職)・平野譲山師(静岡県法蔵寺住職)を講師に迎え、第2回中央檀信徒研修道場が開催された。全国から集まった檀信徒19人のうち最年長の芳根鋭蔵さん(90・東京都法蓮寺檀徒)は、参加者とともに標高1153mの身延山を元気に登詣、山頂にある奥の院を参拝した。
開催にあたり梶山寛潮伝道部長が、「立正安国・お題目結縁運動」について分かりやすく説明し、祖山でがんばってくださいと力強く挨拶した。初日は、中村主任講師、平野講師の講義を受けた後、夕食後には法座・唱題行を行った。
翌日は、朝9時から標高1153mの身延山山頂にある奥之院に登詣。太鼓を叩きながらお題目を唱え進む一行は、途中休憩を取りながら、お昼頃山頂に到着しお開帳を受けた。最年長の芳根さんは足の痛みをこらえながらも、お題目を唱えて無事に登り切ることができた。
帰りはロープウェイで一気に下り、そのまま唱題行脚してご廟所に奥の院登詣の報告。夕食後は、法座と唱題行を行い就寝した。
翌日は、久遠寺の朝勤に参列。内野法主猊下からご親教を受けた。朝食後は写経と、中村主任講師の講義「研修を顧みて」を拝聴した。
閉校式では法要の後、石川浩徳身延山久遠寺布教部長が挨拶し「日蓮聖人が両手を広げて“よくご修行いただいた”といってお喜びになっている姿が目に見えるようです。この修行の成果を多くの人に伝えてください。それが結縁運動です」と話した。そして、身延山に一同の気持ちを奉納、辻川原蔵さんが参加者を代表して石川部長に手渡した。
続いて代表の村上久美子さんが、中村主任から修了証を受け取った。参加者の謝辞では為藤保子さんが指導を受けた主任先生一同スタッフに感謝の気持ちを述べ、最後に全員でお題目を唱えた。
中村主任講師は「天気にもスタッフにも恵まれ感激しております。聖地身延山で日蓮聖人への思いをしっかり刻んでいただきましたので、お帰りになったらご住職を助け、一人でも多くの方にお題目を伝えていただければと思います」と挨拶。平野講師は「日蓮聖人が歩かれた道、見られた空のもと修行できたことをうれしく思います」と語った。
秋空も深まる身延山での修行を後に、一同は清々しい表情で祖山を後にした。

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新年のご挨拶。

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