日蓮宗新聞

2007年10月10日号

日蓮宗宗務総長声明文

―ミャンマー(ビルマ)の情勢について―

 日蓮宗では700年以上にわたり、日蓮聖人の『立正安国論』の精神をもとに、仏国土顕現、世界の安穏を実現すべく、世界に向けてお釈迦さまの説かれた法華経の御教えとその実践であるお題目を弘めて参りました。
この度のミャンマー(ビルマ)に於ける僧侶や市民に対する軍の武力行使、特に、報道によるところの僧侶を含む数名が発砲により死亡した事態に対し、日蓮宗としては、深い懸念と憤りを禁じ得ません。
ミャンマー政府は速やかに僧侶や市民への武力行使を中止し、平和的な解決の方策をとるよう、また、日本政府及び国連等関係機関におかれましても、事態解決に向けての努力を続けられますよう切に要望するものであります。
平成19年10月1日 日蓮宗宗務総長 小松浄慎

 

小松浄慎宗務総長は10月1日、ミャンマーで起こった軍事政権対する反政府デモの武力弾圧に対する「日蓮宗宗務総長声明文」を発表した。仏国土顕現の実現に向け750年以上にわたりお題目を弘めてきた立場から「深い懸念と憤りを禁じ得ません」と強く抗議の意を表し、ミャンマーと日本政府、国連等関係機関に対し、事態解決に向けた努力を続けるよう強く要望している。

 1日午後、張田珠潮総務局長、長亮行宗務総長室長、太田順祥宗務総長室情報課長、法華一乗会を代表して逢沢一郎衆議院議員が、東京都千代田区にある首相官邸で岩城光英官房副長官と面会し、張田局長が声明文を読み上げ岩城官房副長官に手渡した。

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