日蓮宗新聞

2007年5月1日号

大本山誕生寺「布教殿堂」完成奉告式

日蓮聖人御降誕800年に向けて建立

立正安国下種結縁の道場として弘く正法流布の発信の地に

 日蓮大聖人ご降誕の霊地・千葉県鴨川市の大本山誕生寺(石川日貫首)が、平成33年2月16日の日蓮大聖人御降誕800年に向けて建立を進めてきた「布教殿堂」が落成を迎え、4月6日、完成奉告式が営まれた。
この日、石川貫首は体調を崩されて出仕できなかったため、奉告式は干与人の静岡県本山佛現寺板垣日祐貫首を導師に営まれ、酒井日慈日蓮宗管長猊下、内野日総総本山身延山久遠寺法主猊下名代・井上瑞雄総務(東京都本山瑞輪寺貫首)、小松浄慎日蓮宗宗務総長をはじめ、全国から僧侶檀信徒約450人が参列した。

板垣本佛寺貫首は奉告文を代読し「常置会の賛同を得、全国有志寺院、檀信徒から寄せられた浄財によりここに無事円成の運びとなる」「立正安国下種結縁の道場として弘く正法流布の発信の地とならんことを熱祷し奉る」と石川貫首の謝意を伝えた。
その後、設計・施工部門で㈱日本設計と清水建設㈱、功労者部門ではアスカ仏商が代表して板垣貫首から感謝状と記念品を受け取った。
酒井管長猊下は挨拶で石川貫首の思いを汲まれ、「石川猊下はお若い頃から布教活動に専念された、宗門を代表する布教の第一人者です。その石川猊下が長年心に留めていたのが布教殿堂の建立でした。完成した今、石川猊下が一日も早くお元気になられ、この布教殿堂で雲を突く龍のごとく布教されることを心から願っております。おめでとうございます」と祝意を表された。続いて井上総務と小松総長が祝辞に立ち、布教殿堂の落慶を祝った。
引き続き布教殿堂前で力強い開眼修法が執り行われ、奉告式が終了した。

快適な研修空間
 “みんなにやさしい建物”を目指して建立された「布教殿堂」は3階建てで、1階は寺務所と多目的研修室、2階と3階は会議室や檀信徒控え室として利用される。障害者用トイレやエレベーターなどバリアフリーが積極的に取り入れられ、床暖房も完備。またデザイン性に富み、屋根や大きな窓からの採光の工夫もなされるなど、光あふれる快適な空間が整えられた。
新宗門運動が実動した今、この新しい殿堂にお題目下種結縁の地としての役割が期待される。

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新年のご挨拶。

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