日蓮宗新聞

2003年12月10日号

東京池上本門寺で法要、137先師に回向

日蓮宗宗務院(岩間湛正宗務総長)主催の第33回宗門先師追悼法要が11月21日、東京・池上本門寺(酒井日慈貫首)本殿で行われ、平成14年10月1日から15年9月30日までに宗務院へ遷化届があった137人の先師に回向が捧げられた。
この法要は、過去1年間に遷化された宗門僧侶を追悼するため、毎年この時期に行われているもので、今年は全国から33ヵ寺69人の遺弟遺族をはじめ、岩間総長、内局各部長、宗会議員、宗務所長ら合わせて約100人が参列した。
法要は午前11時から藤井日光管長猊下(身延山久遠寺法主)を導師、井村大祐宗会議長、井出存祐第二部審査会長を副導師に行われた。
法要中、岩間総長が追悼文を読み上げ「137名の先師上人に対し、宗門の名に於て追悼の誠を述べ、遺徳を顕揚せんと欲す。嗚呼、偉大なる哉、赫々たる法勲、諸師一代の行蔵は是れ菩薩の道なり」と先師の行跡を讃えた。
堂内に読経の声が響く中、参列者が前方に進んで焼香。その後、副導師により各先師一人ひとりの名前と法号が遷化月日順に読み上げられた。その間参列者は深々と頭を下げ、感涙に咽ぶ姿も見られた。
最後に藤井管長猊下が「今般ご遷化された各上人の永年にわたる宗門宣揚・寺門興隆へのご尽力に対し心より感謝致し、ご遺弟ご遺族・お檀家の方々には慎んで弔意を申し上げます。皆さま方には先師上人のご意志をお継ぎになって、誓いも新たに皆帰妙法・祖願達成にご精進されますよう重ねてお願い申し上げます」と挨拶した。
法要後、朗峰会館で設けられたお斎の席では、岩間総長が「私共は先師各上人のご意志を受け継いで、宗門発展のために全力を傾けて参ることをここに誓います」と挨拶。遺族を代表して静岡県本立寺住職、平岡正徳師が謝辞を述べて終了した。

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